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仕事ポートフォリオ 定年制廃止への考察
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    JUGEMテーマ:雇用不安

     

    経団連の中西会長が「終身雇用制度維持は困難」と言及しました。更にトヨタ自動車の豊田社長も同じく「終身雇用制度維持は困難」と言及しました。どちらも日本を代表する大企業の代表です。

    この2つの大企業の置かれている事業環境を考えると考え方は違えども、将来に関する見立ては同じと言えるかと思います。

     

    最初にとてもわかりやすい、そして現在進行形の中西会長の出身会社である日立製作所。日立製作所は創業者小平浪平氏から続くモノ作り精神を捨て、DX(デジタルトランスフォーメーション)に舵を切りました。

    モノ作り会社を次々に売却してその売却益でM&Aを推進し利益率向上にひた走っています。DX、簡単に言えば事業コアをITに転換するということです。

     

    話は飛びますが過去にIBMは同じような事業転換を実行しました。PC、サーバー、HD事業などモノ作り部門を売却し、その結果どうなったか。社員数は現在当時の約1/3以下に。大リストラをし、しかし業績は決して順風満帆とはいえず、どちらかと言えば事業的に苦戦しています。

     

    日立製作所は今、IBMと同じ道を選択し、モノ作り会社は事業ポートフォリオ対象とし、IBMを参考に乱暴な推計になりますが、するとDXに不要・無用な社員2/3の終身雇用維持などできないと正々堂々と公言しているとわたしは見立てています。

     

    一企業の事業方針を、経団連会長が日本の産業界を代表して十把一絡げで「終身雇用制度維持は困難」と述べるのはいかがなものかとわたしは正直思います。

     

    さてトヨタですが、トヨタは自動車業界では低い配当率、そして内部留保を溜めこんでいます。トヨタは現在進行形ではなく、将来の事業変革、イノベーションに備えています。それはトヨタが正式見解として述べている、いずれ訪れるEV車時代の備えかと思います。

     

    EV車向けインフラ整備が中途半端な状況で、ましてモーターが生まれて約半世紀以上、いまだ10年安心して使える耐久性のある汎用モーターなど存在しません。

    まして以前のブロブ「e−Powerで考える、エコカーは本当にエコなのか?」で考察したようにEV車はエコではありません。

    と、わたしはEV車に対して極めて懐疑的ですがトヨタはオールEV車時代が来るとそう考えているのでしょう。

     

    またまた話は変わってトランプ大統領はアメリカ・ファーストで何を求めているのでしょうか。それは製造業への回帰だとわたしは考察しています。

     

    GAFAに代表されるIT産業はアメリカに何をもたらしたのでしょう。税金逃れをし、雇用者数を劇的に減らし、所得格差を増大させ、働ける就業年齢期間を短縮させました。

     

    IT技術に追従できるのは若い世代。40歳を超えたらお払い箱です。

     

    今日本を支えている産業はモノ作りの会社です。家電、パソコン、コモディティ化が進む中、日本の賢い会社は素材産業に転換しました。

     

    素材産業は「一朝一夕」で成り立つ産業ではありません。たゆまぬ研究と繰り返す失敗、その中で生まれる奇跡としか言いようがない組み合わせで生まれることもある産物。その現場はモノ作りの原点、出路小僧と言われる、職人が待つ巧の技を伝承する世界です。

     

    そういった意味でアメリカ・ファーストの根幹にある製造業への回帰は極めて合理的、かつサスティナビリティ(持続可能性)に基づく国家戦略だと言えます。

     

    日立製作所、トヨタ自動車が「終身雇用制度維持は困難」と言うのは自由です。しかしその言葉に惑わされて、すべてが「終身雇用制度維持は困難」と考えるのは間違いです。

     

    しかしながらこれからの時代「終身雇用制度維持は困難」な会社が増えることでしょう。

     

    そんな時代に対抗するにはわたしたちは何をすべきでしょうか。

    それは今回のテーマ「仕事ポートフォリオ」です。簡単に言えばマルチプレーヤーになることです。

     

    常に爪を磨き、何が起きても対抗できる技をできるだけたくさん身に備えることです。

    その良い見本はわたしです(笑)。

    わたしは間もなく61歳になります。61歳になっても、わたしは常に何が起きても対抗できる技にチャレンジし続けています。

     

    ブログでも書きましたがPythonを学び、RPAを習得し、そして昔取った杵柄で生き延びています。もちろんわたしを支えてくれる企業人の方々の厚意あってのおかげです。

    この場を借りて心より感謝申し上げる次第です。

     

    今の時代、与えられた仕事に安穏とすることなく、どんな環境にも耐えることができるよう「仕事ポートフォリオ」自己研鑽することが、これからの時代を生き抜く生き方の要諦です。

     

    現在は職人がある日突然に無用になる時代ですが、同時進行で先端技術に捨てられ無用となる人が増える時代です。

     

    備えあれば憂いなし。危機感を持たない人は憂いあり。

     

    形あるものはいつか壊れるのです。

    posted by: 中高年の就活 ブログ(Powerd) | 時事の話題 | 20:23 | comments(0) | - |