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悲観に暮れたレガシー技術者のAさん、レガシー技術で見事転職成功!
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    JUGEMテーマ:就職活動

     

    Aさんは今では廃れた技術のエンジニアでした。その道一筋30年。

     

    技術が廃れると、人材もふるいにかけられます。これは何もAさんに限ったことではなく、世の中は常に技術の進化を続け、イノベーションが起き、これまで当たり前だった常識、がある日突然ひっくり返り、無用となる日がきます。

     

    元ITエンジニアのわたしはソフトウェア開発、ネットワーク技術者としてこれまで生きてきましたが、そんな技術の変革に対して必死に追従してきました。

    ITの世界は厳しくて、大概は追従しなければ切り捨てられるてしまうのです。

     

    さてAさんですが、Aさんはハードウェア技術者です。と言っても「何十年も使い続ける機械」の技術者です。

     

    Aさんは元いた会社が業績不振に陥り、やむなく辞職。簡単に言えばリストラです。

    Aさんは当初かなり落ち込みました。まして年齢は50歳台、今時の技術を持っていないため、Aさんは技術者としての誇りも、自信もズタボロになり、凹む毎日でした。

     

    Aさんは技術畑一筋、会社生活の大半を社内で過ごし、中高年の就活で有利に働く知り合い、いわゆる「ツテ」もなく、茫然自失状態でした。

     

    そんなAさんに転機が訪れます。

     

    以前お付き合いのあった同業他社の技術者のOB会に参加したことです。

    Aさんが手がけていた「何十年も使い続ける機械」は複数の企業が生産しており、その標準化などでAさんは他社との繋がりがあったのです。

     

    Aさんが従事していた「何十年も使い続ける機械」業界の状態はどこも同じ、惨憺たる状態です。

     

    Aさんは「家にいてもしょうがない」企業を超えた、懐かしい人達と昔話をするつもりでOB会に出かけました。

     

    ところがそれがAさんの大きな転機になったのです。

     

    実は「何十年も使い続ける機械」には技術者の高年齢化が進んでいるのです。

     

    若い世代が今更見向きも、勉強もすることもない技術を知り支えるのは過去に経験した技術者なのです。

    ましてレガシーの技術を学ぶ本などないし、先生もいません。伝承か経験者の活用しかないのです。

     

    Aさんが携わってきた「何十年も使い続ける機械」は過去のスキルを持つ技術者で支えなければならないのです。

     

    なんと70歳、80歳の高齢な方が現役で頑張って支えているそうです。

    そんな世界でAさんは50歳代、立派に若手です。

     

    AさんがOB会で会話した他社の方から、Aさんの持つスキルが必要な会社への紹介が自然と進み、晴れて転職が成功いたしました。

     

    今都会で360度一回りして眺めると「何十年も使い続けるモノ」がたくさんあります。

     

    ビル、高速道路、電信柱、電気、ガス、電話など。観光名所に行けば古代の建築技術の伝承が問題になっています。

    山奥に行けばダム、海岸線には発電所・・

     

    本当にたくさんの「何十年も使い続けるモノ」があることがわかります。

     

    技術とは進化するばかりではなく、維持・稼働させる技術も必要なのです。

     

    例えば今2020年「東京オリンピック」に向けて様々な構造物、社会インフラシステムの整備が進んでいます。今その現場は人手不足で大変困っている状況です。

     

    原因のひとつとして思い浮かぶのが「財政健全化」と称し、公共投資への支出を抑え、過去のある政権では「コンクリートから人」へとスローガンを掲げて、結果はどうなったのか。

     

    先ほど述べたビル、高速道路、電信柱、電気、ガス、電話などに従事できる人材が減り、肝心の「人」も育たず、全くもって「失われた20年」のツケが回ってきているのです。

     

    話が脱線しました。

     

    中高年のみなさん。Aさんは一例でしかありません。

     

    あるハウスメーカの方から聞いた話ですが、工場から家のだいたいの部材が届き、現場では若手作業員が組み立てます。

    ところが建築主さんからの個別オーダーに応え、造作ができる年寄りの大工さんが不足し、その大工さんの現場入り待ちで次第で工期が遅れるそうです。

     

    中高年のみなさんは新しい技術にチャレンジすることも選択肢とはあると思いますが、技術の進化の賜物であるITシステム、構造物など、それを支える専門知識、技を持っていないか一度棚卸をしてみましょう。

     

    わたしの今時使えそうな技の棚卸はこんな感じです。

     

    .▲札鵐屮蕁

    ■達錬贈錬

    SE

    ぃ丕

    ネ弖鐵蟲

     

    並べてみるとまだまだわたしにも生かせそうな技がありそうです(笑)

     

    ITの世界で言うと、言語やプラットフォームが変わっても、人が立ち入らないとできないコトは常にあるものです。

     

    AIが現実的になり、企業はスマホにやりたいことを話すと、スラスラとアプリケーションが生成されて「はい、出来上がり」となるのでしょうか。

     

    「どぶ板営業」を非科学的と言い、否定する人がいます。

    しかし営業の基本はコミュニケーションです。会話の中で顧客ニーズを拾い、お客様の心を掴む。そこにたどり着くまでにオフィシャルな会話だけで良好な信頼関係が構築できるのでしょうか。

     

    中高年のみなさん、Aさんは稀な例ではありません。

    これまで培った経験と技を振り返って、それを糧にアピールして生かせる職場はたくさんあるのです。

     

    それを見えなくしているのは自分自身です。

     

    悲観に暮れて、自信を無くす期間と共にサングラスの色はどんどん濃くなり、世の中お先真っ暗に見えてしまいますよ。

    posted by: 中高年の就活 ブログ(Powerd) | 連載:就活の進め方 | 13:40 | comments(0) | - |