Search
Calendar
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< July 2018 >>
New Entries
Recent Comment
Category
Archives
Profile
Links
mobile
qrcode
RSSATOM 無料ブログ作成サービス JUGEM
異業種に転職したAさん、失敗に終わる
0

    JUGEMテーマ:就職活動

    Twitterで「100円と200円のバナナが招く・・・」をブログでアップするとお知らせしましたが、すみません。今回は就活の話をさせていただきます。

     

    わたしの知人Aさんの話です。Aさんは某電気メーカを50歳はじめで早期退職をしました。Aさんの若かりし頃は設計でバリバリ、しかしその設計していた製品ごと事業縮小となり、自社内の営業に転向しました。

     

    Aさんは持前のアクティブな性格から、営業経験が無いにもかかわらず次第に頭角を現します。数々の大きなプロジェクトを受注し、仕切り、また責任を人に押し付けるようなこともせず人望も厚く、50歳前半で営業のトップになりました。

     

    しかし今度は会社の経営状態が苦しくなります。中高年によくある話、ここでAさんに思いもかけない、単に年齢という” じゅっぱひとからげ”で早期退職者候補になってしまいます。

     

    Aさんは少しプライドもあり「ならば新しい事にチャレンジしよう」と早期退職を志願し、退職します。

     

    退職金で家のローンを完済し、就活に入るも苦戦。そのうち雇用保険も支給され、就活に対して焦らずじっくり取り組もうと考えを変え、退職時に会社から紹介された就活支援会社と一緒に就活をマイペースで始めます。

     

    しかし次第に紹介案件が減ってゆきます。

     

    そして異業種にチャレンジも厭わない覚悟を決め、転職先の範囲を広げました。紆余曲折の末(焦りもあり)食品業界への転職を決めました。

     

    事前に転職先の社長と面談、また一献しながら転職後の展望を語る機会もあり、更に社長の夢に賛同し、転職を決めました。

     

    幸いなことにAさんと同時に、同じく某製造業出身のBさんも同期入社することになりました。

     

    Aさんは意気揚々と入社日を迎え、出社します。しかしそこで見た光景は入社前に社長自ら聞いた話はどこへやら。

     

    社長のパワハラに近い社員への叱責、Aさんはいきなり職場の絶望的雰囲気を感じました。

     

    そしてなんとAさんの最初の仕事は自分の転職に関する役所の処々手続き。「なにかおかしい。。」と思いつつ、全ての手続きを終わらせます。

     

    そしてほとんど何もレクチャーされることもなく、営業に走り回ることになります。

    しかし異業種の営業のため、当初は戸惑い、成果がすぐに出すことができません。

     

    AさんとBさんは力を合わせ、心を支え合い、入社前に聞いた社長の夢を実現するプランを仕事帰りに相談し「改善案」「効率化できる案」などを考えて纏め、社長に「アクション・プラン」として提案します。しかし努力虚しく一刀両断で廃棄処分。

     

    次第にAさん、Bさんにも罵声が飛び始めます。更に突然退職したベテラン社員が残したエクセルの給与計算表の改造を土日に命じられたりします。・・無給です。

     

    社員は全員社長のイエスマン。現状を打破するために最後の勝負で再びAさんとBさんは「アクション・プラン」を練り、社長と意志を同じにすることを目的に具申します。

     

    結果は社長の「遊んでいるのか!」の罵声で終わります。完全に働く意欲をなくしたAさんとBさんの二人は奮闘虚しく、退社することになりました。

     

    Aさんの転職経験で中高年の就活でいくつか学ぶところがあります。

     

    第一に「中高年の就活はのんびり構えてはいけないこと」。就活期間が延びれば、先に書いた通り、就活会社からの紹介は減ってゆきます。まして希望職種は加速してなくなります。

    中高年の就活は時間が経てば、転職先の範囲がどんどん狭くなるのです。

     

    第二に相手を知ることの大切さ、難しさ。実はこの食品会社へは数回訪問したそうですが、Aさんが振り返るところ、会社内の雰囲気は暗かったそうです。

    ささいなことを見逃し、Aさんは「選択を誤ってしまった」と語っています。

     

    第三に異業種への転職はリスクが大きいこと。異業種への転職はゼロスタートとなります。ましてや中高年採用は、イコール経験者採用。即戦力が求められます。

    御多分に洩れずAさんも即戦力を求められ、当然レクチャーなどないわけです。これまでの経験から察し、自ら考え行動する。

    口で言うのは簡単です。しかし異業種の場合、そのハードルは一段と高くなります。

     

    第四にAさんは社長の言葉を信じ、会社の実態を知るアクションをとらなかったことを後悔していました。

    比較的長く経営を続けてきた中小企業はワンマン社長が多く、即断即決・即行動、それが事業継続の大きな糧となっている場合があります。

    しかし反面、保守的傾向が強く、新しい提案を受け入れない場合が多いことも良く見聞きする事実です。

     

    Aさんが転職した会社も社長が高齢で自分のやり方以外を認めない、それを事前に見極めることができなかったそうです。

     

    以前のブログでも書きましたが、退職したら全力で、あらゆる知恵、ツテ、戦略を駆使して転職活動をすることをお薦めいたします。

     

    実のところ、本当は辞めてから転職活動では遅いのです。転職の目途が立ってから辞めるべきです。しかしその「べき」論はそうは簡単なことではありません。

     

    今就活で苦しい思いをしている方は是非、これまでのやり方を振り返り、同じ失敗を繰り返す辛い魔のループから脱するようチャレンジし直してみてください。

     

    わたしのブログで様々なことを綴っています。少しですがお役に立てると思います。

     

    また何か相談したいことがあれば、遠慮なく「問い合わせ」をしてください。

    posted by: 中高年の就活 ブログ(Powerd) | 連載:就活の進め方 | 23:19 | comments(0) | - |