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ドラマ『定年女子』に見る中高年の就活
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    JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

     

    NHKのドラマって、流行りを追わず、練られた脚本としっかりした俳優さんの演技など、とても好感が持てます。

     

    最近観終わったBSプレミアドラマ「定年女子」もとても良いドラマでした。

     

    我が家はBSを契約していません。わたしが「中高年の就活」サイトで就活ボランティアをしていることを知る友人が「とても良いドラマだよ、役に立つかも」とBDを貸してくれました。

     

    おかげで連続ドラマの一気見を久しぶりにしました。

     

    「定年女子」は南果歩演じる大手企業CSR部部長の深山恭子が53歳で役職解除、異動。よくあるリストラプロセスですね。

     

    そんな深山恭子が、家と子供の教育ローンがあるにも関わらず退職し、その後新しい道を見つけ、歩み出すドラマです。

     

    友情・介護・恋愛・シングルマザー・嫁姑問題など織り交ぜながら全8話、よくぞここまで纏めることができるものだととても感心しました。

     

    毎回ホロリとさせ、そしてとても元気が出るドラマです。

     

    さてこのドラマはタイトルから想像できるように、53歳で定年した深山恭子の就活のシーンが描かれています。

     

    「ドラマだから・・」「そんな調子良くいくものか・・」と思って見てしまうと単なる明るいコメディタッチのドラマにしかすぎないのかもしれません。

     

    しかしわたしのような「就活」という思いが頭のどこかにある人にとって、このドラマは間違いなく「中高年の就活」に役立つ!と言い切れます。

    深山恭子の就活への向き合い方には下記のメッセ―ジが込められていると感じました。

     

    ・会社を辞めたらただの人

    ・常に前向きに

    ・プライドを捨てる

    ・人のせいにしない

    ・あらゆる手立てを自分で考え、実行する

    ・一人で悩まない

    ・チャレンジする、だめならまたチャレンジする

     

    そんな当たり前なことが、当たり前にできない中高年の就活者が実は多いのです。

     

    ドラマの主人公、深山恭子は様々な逆境に落ちます。

    そんな時に深山恭子は常に前向きに、でも否定され、認められず、空回りして、そしてぎりぎりまで我慢して号泣します。

    しかしすぐに立ち直り、襟を正して前を向いてに歩く。

     

    それを実践できればこのドラマが描くハッピーストーリはドラマの世界ではなく、現実世界で十分できることだとわたしは確信しています。

     

    というのも大手就活会社と違い、わたしはしがないボランティア。経験数は少ないですが、でも就活の成功者、失敗者をわたしなりに当事者の方々と共有してきました。

     

    そしてたいがいの場合、当事者が先ほど書いた、

     

    ・会社を辞めたらただの人

    ・常に前向きに

    ・プライドを捨てる

    ・人のせいにしない

    ・あらゆる手立てを自分で考え、実行する

    ・一人で悩まない

    ・チャレンジする、だめならまたチャレンジする

     

    の気持ちになれば皆「成功者」になることをわたしは知っています。

     

    「就活」面での感想は以上です。

     

    さて、このドラマの憎いところは「人生」とは何か?

    ということまで考えさせてくれることです。

     

    わたしは「生涯現役だ」という気持ちがあり実際ブログでも書きました。

    しかし深山恭子を支える藤原丈太郎(俳優さんは山口祐一郎さん)の妻が突然死し、四十九日まで茫然自失。

     

    このドラマの大事なところなので申し上げませんが、藤原丈太郎は立ち直り、「今やりたいことは今しかできない」との考えに至り、大手広告代理店を退職します。

     

    これには正直グッときました。

     

    ・仕事ばかりしていて良いのか

    ・かみさんが楽しみにしている旅行をしなくて良いのか

    ・年老いた、でも健在な両親に今更の親孝行をしなくてよいのか

    ・自分やりたいことがこの先できるのか

     

    など。

    さて「生涯現役」で良いのだろうかと。

     

    折しも最近人間ドックの診察で、診察してくれた先生にいろいろ聞かれました。特に体重。

    疲れでダラダラしてしまい、運動不足で最近増えて、血圧が少し上がり気味なことなど。

     

    そしてブログで書いた「『肥満』は中高年の敵、2年振りに14年戦争に挑む」と「コレクションした時計を無用の長物にするガーミン活動量計の凄さ」の話を簡単にしました。

     

    先生は黙って聞いて、開口一番「そんなことは止めなさい」。

    以下先生のお言葉です。

     

    「鈴木さん、あなたの年齢は59歳です。これから何が始まるかわかりますか。そうです。老人になるのです。今鈴木さんがしていることは体に鞭打ってかなりの負担になっています。何年も前のペースを元に戻すなど無理、維持などできないのです。食べる、歩く、走る、そういったことを1.5倍の時間をかけてゆっくり、ゆっくり、ゆっくり、長く続けること。そうしないと気が付くと何もできない自分になっていますよ。」

     

    人間ドックの診察でそんな事を言われたことは一度もありません。

    だいたい「あー、特に異常はないですね。はいお帰りください。」がこれまで。

     

    先生の言葉と藤原丈太郎の「今やりたいことは今しかできない」が重なり、さてこれからの人生というか、生き方をどうするか。

    よくよく考える必要があると気づきました。

     

    歴史小説の中ですが織田信長は本能寺の変で辞世の句を詠みました。

    「人間50年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり

    一度生を受け、滅せぬもののあるべきか」

     

    今風に言えば「人はだいたい80年で必ず死ぬもの。生きているうちに何をなすべきか。大事なものはなんなのか」

     

    ふと浮かんでしまいました。よーく考えてみます。

     

    1.5倍の時間をかけてゆっくり、ゆっくり。

    posted by: 中高年の就活 ブログ(Powerd) | ドラマ評 | 14:08 | comments(0) | - |