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50年前の『ナッチャコパック』で偲び笑い
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    JUGEMテーマ:ラジオ

     

    断捨離をすると不要なモノがなくなり、気分も家もすっきり、また捨てるモノを形として見ることでこれまでの無駄使いが身に染みて、お金を大事に使う心構えができます。

     

    そして今回のお話し、断捨離をすることで自分史を発見することもできます。

     

    先日我が家で二度目の大規模な断捨離をしました。当然不要なモノを捨てるのが目的でしたが、扱いに困ったのが大量なカセットテープです。

     

    オヤジ世代にとってカセットテープとはとんでもないイノベーションで、それまでの録音は「2トラ38」を代表選手に、磁気テープを使ったオープンリール方式の据え置き型装置。それが小さなカセットに大変身したものですから当時は大流行りでした。

     

    わたしの小学校、高校時代はラジカセから始まり、オーディオ装置を使って当時流行りのエア・チェックや、深夜放送などを録音していました。

     

    その遺産であるカセットテープが断捨離で大量に発掘され、一瞬捨てるべきかたじろぎました。

     

    しかしよく見ると背表紙に懐かしい文言、例えば今は引退した国内外のミュージシャンやら番組名などが書いてあり、いろいろ見ているうちに、なんと懐かしや「ナッチャコパック」を録音したテープを何本か発掘!!

     

    「ナッチャコパック」とは今から半世紀前、1967年TBSラジオが始めた深夜放送「パックインミュージック」の木曜深夜のパーソナリティ、野沢那智さんと白石冬美さんコンビの番組です。

     

    当時は受験勉強と称しオンタイムで聞き、金曜日の朝は寝不足状態で学校に登校し、友人と「昨夜のナッチャコパックはああだ、こうだ」と良く話したものです。

     

    まだガキのわたしにとって当時カセットテープは値段の高いモノでしたが、あまりに面白い「ナッチャコパック」をせっせと録音し、でもわずかなお小遣いでは全部を残すことはできず、爆笑モノなど、マイ・フェバレットをダビングして残していました。

     

    つまり「ナッチャコパック」のわたし的選りすぐり版のカセットテープを発掘したわけです。

     

    幸いにも15年前に買い替えたパイオニアのカセットテープ装置がまだ稼働できる状態、「ナッチャコパック」のカセットテープをセットしてスタートボタンを押した瞬間から、断捨離そっちのけで聴き入ってしまいました。

     

    特にリスナーからの投稿コーナー「御題拝借」は名作揃いで時間を忘れて爆笑してしまいました。

     

    「御題拝借」はリスナーの投稿話を野沢那智さんが臨場感たっぷりに話し、白石冬美さんが絶妙な突っ込みで話を脱線させたり、今聴くと大変上等な笑いを誘う番組だったんだなぁ、と改めて感心してしまいました。

     

    「御題拝借」の話も当時の情景が浮かぶ懐かしいものばかりで、笑うと同時に頭の中では当時から現在までを一気に走馬灯のように回想するモードになり「ナッチャコパック」を夢中で聞いていたあの頃からあっという間の半世紀。

     

    50年も経った今の自分をふり返ることになり、あの頃には想像もできない今の自分の姿、生活、そして時代になっていることに改めて気づかされました。

     

    1964年に新幹線が開通し、高度成長期に入った当時は「ナッチャコパック」もそうですが様々な分野で多様化現象が起き、技術革新が芽吹く時代の始まりだったと思います。

     

    わたしは音声というメディアで「偲び笑い」状態になったわけですが、人それぞれに「偲び笑い」状態になるモノが違います。

     

    小説、雑誌、工作、プラモデル、編み物、などなど。

     

    過去の時代を思い出すことはとても大切なことだと思います。なぜ今の自分がここにあるのか、どういう巡りあわせで今お酒を飲む友人と出会ったのか。

     

    辛かったこと、楽しかったこと、悲しかったこと、そんな経験を踏んだ自分史から、今の自分にとって一体なにが本当に大切なものなのかを知るきっかけになります。

     

    断捨離で「一年間使わないものは迷わず捨てる」のではなく、自分史を振り返るためにもニヤリと「偲び笑い」ができるモノは捨てないことをおすすめしたいと思います。

     

    しかしそんなことを言っておきながら自分にあてはめると断捨離できないものばかりになってしまいます。

     

    そこでわたしはレンタル、オンデマンド、電子化されたコンテンツにあるものは捨てることにしました。

     

    これも良し悪しがあって、大切な人から頂いたものは捨てられません。観る、聴くは便利なサービスで再現できても、思い出に紐づいたモノは簡単に切り捨てられません。

     

    まして貧乏な時代を過ごしたオヤジ世代には簡単に一定の法則で割り切って断捨離はできないものです。

     

    そうは言っても、かんばって、振り切って、選別してたくさんのモノを捨てました。

     

    時代遅れの服、バイク用品、娘が残した自転車、壊れたオーディオ装置、使えるけど使わないAV機器、モノはないのに何故か保管してあった梱包箱、使わなくなったカバン、机、椅子、ソファ、靴、棚、木材、道具、などなど。

     

    結局、偲び笑いをしながら自分史を振り返ることができるモノはそのまま保存することに。

     

    その断捨離をする時は遠いようで近い、時間があるライフスタイルを過ごす時代の楽しみにと屋根裏(グルニエ)にそっととっておくことにいたしました。

     

    posted by: 中高年の就活 ブログ(Powerd) | 日経BP社様コラム後日譚 | 14:28 | comments(0) | - |