不詳なわたしに『君はまだ若い、お国のために尽くしなさい』と言われた出来事

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    少し前の話になります。わたしの趣味の一つはサイクリングですが、そのサイクリングで知り合った方に、ものすごい元気をもらった出来事がありました。

     

    わたしは土日を合わせて約70kmを自転車で走ります。そんな土曜日のある日。

     

    往復の折り返し地点に公園があります。そこには野外にテーブル席があって、たまたまどこも一杯でした。仕方がないので初老の自転車乗りのテーブルに相席をお願いして一休みすることにしました。

     

    しばらくすると初老の自転車乗りが声を掛けてきます。最初は「どこからきたの?」とか、たわいもない会話から始まり、「自転車でどこまで行ったことがある?」など自転車話に花が咲き始めました。

     

    良く聞くとわたしの家の近所。更に箱根、ヤビツ峠などヒルクライムなポイントに月一は行っているとのこと。更に年齢をきいたらなんと80歳。これには驚きました。どう見ても風体は60歳台。

     

    しかし話をするうちに更に驚くことがわかりました。わたしが「リタイアライフ、満喫ですね」と話しをしたら笑いながら「そんな楽はできないよ、わたしはまだまだ現役だよ」と言います。見るからに貫禄もあり「どこかの顧問でもされているのですか?」と更に聞くと「小さな会社だけど社長をしててね」と聞き、恥、もう返す言葉がありません。

     

    今度は初老の現役社長からいろいろ質問をされる側になりました。

     

    年齢を聞かれ「57歳(当時)です」と答えると「なんだ、まだ若いじゃないか、お国のためにしっかり働きなさい」と渇を入れてくださいました。そして次は江ノ島に一緒に行くことを約束してお別れしました。

     

    家に帰り、早速伺った名字を頼りに自治会の地図を調べるとフルネームがわかりました。すぐにGoogle先生に聞いてみると有名なプロダクション会社の社長様でした。

     

    80歳で自転車箱根越え、有名会社の現役社長。20歳は若く見えるその方に「君はまだ若い」「お国のために働きなさい」の言葉は後になって心に突き刺さりました。と言うかものすごい元気をもらうことができました。

     

    57歳台は若いのです。働くのです。なんのために?

    初老の社長は「お国のために」。

     

    わたしはなんだかんだ言っても自分と家族のために働いていたのだとハタと気が付きました。

    この社長の言葉聞き、心改め、社会に尽くす当初の目的、志を新たにした次第です。


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